リピーターの確保こそが営業の基本です。
経営者はあの手この手でリピーターを獲得するために躍起になっていることでしょう。
それは例えばポイントカードであったり、
「また来るね」と言わせるような手厚いサービス等の、
いわゆる付加価値の存在が必要になってくるんでしょうね。
それくらいリピーターはどんな手をうってでも獲得すべきものです。

私も生命保険会社にいたころ営業さんに教えていたのが、
「リピーターを増やしてください。」ということでした。
新規のお客さんから1件の契約を獲得する労力は、
既存のお客さんの労力の5倍は要ると言います。
保険ともなると商品よりも専ら「信頼」で販売するようなものなので、
お得意さんからの紹介等で新たなお客さんの開拓する方が、
飛び込み等で新規のお客さんを開拓するよりも効率がいいのです。

という感じでリピーターの確保は大事ということですね。はい。

で、RPGのお店はどうでしょうか。
コンビニみたいなものですよね。
「近いから、便利だから、そこしかないから」という「3から理論」があてはまります。
蓋しRPGにおいては同業他社という概念がなく、
「一つの街には一つの武器屋」という独占・寡占状態が暗黙の了解的に容認されています。

ドラクエ3のアリアハンには道具屋も武器防具屋も一つしかありません。
競争もへったくれもありませんね。
競争がないとどうなるか。
独占はサービスの低下につながります。
「あー、今薬草切らしちゃってるんだよね~。」とか
「ちょっと事情があって値上げすることにしたから~。」とか
お店の事情で入荷を怠ったり、勝手に値上げしたり、
およそサービス業とは思えない口のきき方をするようになるでしょう。
だってそれでも勇者様はうちで買ってくれるから。

それはよくない。
「街にはお店は1個ずつあればいい」という概念を打ち破りたい。
御味噌屋制作RPG「NASTURTIUM」においては、
「4大都市」という概念があります。
いわゆる大都市なんですけど、ある大都市はこんな構造をしています。

mati

(笑)
おおざっぱ過ぎてワロタw
街区で区切って、街が5つのマップから構成されているという感じです。
フィールド上からはどの街区に行くか選択が出来るうえに、
それぞれの街区が割と独立している感じです。
とにかく広いんで、プレイヤー目線に立って、
移動手段としてのバスとかいるかな~とかも考え中です。
そしてそれぞれの街区に1こずつ道具屋やら宿屋やら置く感じですけど、
(これをやらないと何を置いたらよいかわからなくなるくらいスペースが空く。)
となると、一つの街で最大5個の道具屋があることになるでしょう。

では、ここでどのようにして道具屋の差別化を図るのか。
「ある店ではこれは売ってるけど、あれは売ってない」
というのは一つの手ですが、これはプレイヤー目線から立つと非常に面倒。
なぜならあれも欲しい、これも欲しいとなった時にはしごしないといけないから。
あとは値段を変えるというのも一つの手です。
しかしこうなると値段が高い店は価値がなくなりますね。

案として
・ポイントカードの導入(貯まると特典)
・ある金額以上買うともれなく特典の薬草がついてくる
・ある金額以上買うともれなく特典の宿屋宿泊券がついてくる
・旅について情報をくれる
・何かしらチケットをくれる
・家計診断をしてくれる
・購入すると品物を店の出口まで持って見送ってくれる


どれもイマイチっすねw
まぁ品揃えやら特典やら全部を含めて、違いが出せればいいのかな。
そこまで考えてお店つくる人もあんまいないかもしれないですけど、
RPGとはロールプレイング・・・つまり「プレイヤー=主人公」であり、
気持ちよく買い物をしてもらいたいという考えもクリエイター目線から生まれてくるものです。

「いい店だ!また来よう!」とプレイヤーに思わせたらこっちのものですね!
という本日はリピーター論でした。